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琵琶湖の鮎は外に出て大きくなる

強烈な臭いを放つフナ寿司と共に 琵琶湖名物に揚げられるのが
鮎の塩焼きです

その青臭さが好きな人も多いと思われるが
「香魚」と呼ばれ親しまれる鮎・・・

鮎は1年魚で 秋に川で孵化した稚魚は 海で冬をすごし 
春に生まれた川をさかのぼり 
その後秋にはまた川を下って産卵し 一生を終える

旬は8月で(中流で川藻を食べるようになる頃)
尾びれが大きく開いているメスの鮎が美味です

独特の香りはこの川藻を食べるためによるものです

鮎の語源は古語の あゆる(川を下る)にちなみ
奈良時代に占いに使われたことから この漢字が当てはめられた

鮎の塩焼きは琵琶湖の夏の風物詩となっているが 
滋賀県では昔から
「琵琶湖の鮎は外に出て大きくなる」
と 言い伝えられてきた

鮎は琵琶湖では10センチほどの大きさにしかならないのに
川を遡上すると2~2.5倍ほどにも大きくなる

これと同じように滋賀の人間も外へ出たほうが
ビッグになるという意味で 故郷を離れて成功した近江商人を
象徴する言葉とされてきた

現在でも多くの企業でセールスマン教育に用いられている
『天秤棒の詩』は近江商人がモデルとなっている

少年たちが様々な困難に立ち向かいながら行商して歩く物語

実際に江戸時代の近江には 子供のうちから天秤棒を担ぎ
村から村へと行商して回るものが多かった

ある村の特産品を隣の村で売り 隣村で仕入れた商品を
それが不足しているよその村へ・・・

このように知恵を働かせて稼いだお金を元手に
京都や大阪へと進出していく

そこで店を構えるほど商売を発展させ
やがては各地に支店を置くまでに成長していくというのが
典型的な近江商人の出世コースだった

この出世コースが琵琶湖を出て大きくなる鮎にたとえられた

つまり近江商人は近江を出てこそ大きくなるというわけである

伊藤忠・丸紅といった大商社 高島屋・白木屋(現在の東急)
西武などの百貨店の創始者はいずれも近江の出身で
まさに琵琶湖を出て大きくなった鮎たちである

新鮮な鮎を選ぶなら腹の張っているものを選ぶとよい

最近 琵琶湖産の養殖用稚魚を池に放すとき
弱った稚魚をとりわけ釜茹でしたものが
京都の料亭などで 隠れた珍味となっている

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